華憐蘭 -KaRenLan-


―…死ぬ…???


「なんでだ……」

あたしは遊を真剣な眼差しでみる。
すると、遊も真剣な眼差しであたしをみて言った。



「疸薔薇龍[タンバラ リュウ]一族だぞ!?」※疸薔薇龍 は名前ではありません;


―…タンバラ リュウ…?



「あ-…あの有名なね…。」

あたしはツンッとした顔で言う。



「おいっ!有名なヤクザ―…」
「   ばか。」



「…へ?」


「あんた、ばっかじゃないの?」

あたしは腰に手をついて、遊にでこピンをした。



「だって、有名な―…」


「あんたね-…。
 あたしをなんだと思ってんだよ…。」



「……姫鬼高校の…不良番長 華咲葵帷…。」


―そう…



―…あたしは…




「姫鬼高校の不良番長!華咲葵帷!
 あんなへなちょこな野郎どもに負けると思う?」

ニカッと笑ってあたしはピ-ス。
すると、遊はフッと笑って笑顔。

「だな!」




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