華憐蘭 -KaRenLan-


「…ちゃんと用意してあるんだね…」


「あったりめえだろ!
 いつものことなんだしよ…。」


「僕なんか、ちゃんとげた箱に納まるくらいの手紙だよ?」


「…ぶらなくていいし…。」


「…いや、ここは優等生で行きます♪」


にこっと微笑む凌。


―…こいつの裏…本当見てみたいわ…





「おっ!葵帷ちゃんっ♪」



「あ……」※葵帷







この声…。







―のしっ…










この重さ…。











この香り…












ん?



香りって……



おかしいよね…;(とりあえずスル-しとこう!)
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