ばぶる
曖 「何でダメなの?」

祐 「柚子は俺の過去だから。」

曖 「想い出だから?」

祐 「もう,どうだっていいじゃねーか!」

曖 「はいはい。」



涼 「はああああああああああああああああああああああ!?」



柚 「そんなに大声出さなくてもいいじゃん。」

涼 「だって…それは仕方ないだろ!」

柚 「だからこの話,涼にしたくなかったんだよね。」

涼 「今更言われたってなんとも言えね-よ。」

柚 「じゃあね。」

涼 「ん…。」



その一言で会話は終わった。
柚子ちゃんの話したくなかったことが一体何だったのか不思議でたまらない。
でも,聞いてはいけないことだと思うし,部外者が立ち入っていいことではないから。


学校を出て,駅に着くまでの話はとても面白かった。


慶太の過去のことトカ,曖のこと。
美砂の面白い秘密なんて聞いたりもした。

あと,涼のことも聞いた。
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