彼は私の子供です。



素直に受け入れられずにいるのは。




照れちゃうから。




恥ずかしいから。




今さら言われたって。




今さら優しくするなんて卑怯だよ、たかちゃん。






それからは近況を話したり、会ってなかった期間のことを話したり。





3時間くらいドライブしてたんだ。





そして家の近くまで送ってもらって。





「…次の休み、メールするから会おうよ。ゆっくりメシでも食いに行こう」






彼女いるのに、いいの?






「…彼女を優先してね。私は時間がある時でいい」







たかちゃんは




大丈夫だよ




と言って帰って行った。





私はたかちゃんから真実を聞けて、スッキリした。




モヤモヤがとれたって言うか。





< 140 / 300 >

この作品をシェア

pagetop