彼は私の子供です。
「もう大人な年だしね。バカなことはしてられないって言うかさ~。仕事も大変だけどやりがいがあるしね」
そうなんだ。
ちゃんと自分で稼いでるわけね。
進歩だね、たかちゃん。
「久しぶりに沙知の歌声が聞きたい」
って。
たかちゃんが言うからカラオケにも行った。
さすがにこれも緊張した。
それからたかちゃんの家に行った。
マットレスが2つ並んでた。
多分1つは彼女用。
少し距離をあけて私は横になった。
そしたら、たかちゃんが。
「えっ沙知、そっちで寝るの?こっちおいでよ」
意味わかんない。