彼は私の子供です。



そしてそんな私にも、たかちゃんからの電話で少し勇気をもらった。



たかちゃんの言葉で、私は踏ん切りがついた。




それはね。





「誕生日、俺休みだったんだけど、急に仕事になっちゃってさ。そんでね、何時に終わるかどうかもわからないから、別の日でもいいかな?」




この言葉だったの。



他の女と過ごすんだなって直感。



きっと、ずっと感じてた本命。




その女性と上手くいったんだなって思う。




「わかったぁ。じゃあまた都合のいい日に連絡ちょうだい!」







たかちゃんとは、それが最後。






連絡がきても、私は一切シカトした。



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