siganai
僕は、その氷の入っていない、

グラスに、黒霧島を、そのまま、なみなみ継ぎ足した。

そして、その半分程を一気に飲み干した。



そして、大きなため息をはいた。



何か、見えない大きな塊が、

僕のココロにあるようだ。


それから逃れようと、

僕は、再び、グラスを傾けた。









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