本の間に挟まれたオシバナ…
「うん。いいよ」

舞い上がる気持ちを抑えながら奈津子は返事をした。

「やった!」

ガッツポーズをする直樹。

ここで奈津子は思い出した。





直樹は充の存在を知らない。





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