愛生
おかんに見つかって、学校まで車で送って行ってもらった。
学校について急いで教室に入ると、
佐藤はもう居て、お友達と一緒に笑っていた。
うん、置いて行かれたのかー。
そうかー。
そうなのかー。
うーん。
謝れないじゃないか。
でも、きてくれるだろう。
休み時間になれば
暇になれば
また私の席にきて、今日遅かったから置いて行ったーって
笑って報告して
ごめんって髪の毛くしゃくしゃにしてくれるもん。
きてくれるもん。
きてくれる。
きて。
き・・・。
・・・
あはははははー。
こねー。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、もう委員会の時間じゃないですか。
委員会・・・
委員会!そうだ、委員会の時に謝ろう。
「加藤」
えあ、呼ばれた。
振りかえった。
佐藤が居た。
「にゃ、なに?」
噛んじゃった。
「委員会、行こっか」
私の目を見てくれない
笑ってるんだけど、笑ってない。
「・・・うん」
委員会の教室に入って隣の席に座った。
会話は全くない。
重い空気がここにだけ流れてる。
うわー。
え、どーすんの。
話しかけていいですか。
学校について急いで教室に入ると、
佐藤はもう居て、お友達と一緒に笑っていた。
うん、置いて行かれたのかー。
そうかー。
そうなのかー。
うーん。
謝れないじゃないか。
でも、きてくれるだろう。
休み時間になれば
暇になれば
また私の席にきて、今日遅かったから置いて行ったーって
笑って報告して
ごめんって髪の毛くしゃくしゃにしてくれるもん。
きてくれるもん。
きてくれる。
きて。
き・・・。
・・・
あはははははー。
こねー。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、もう委員会の時間じゃないですか。
委員会・・・
委員会!そうだ、委員会の時に謝ろう。
「加藤」
えあ、呼ばれた。
振りかえった。
佐藤が居た。
「にゃ、なに?」
噛んじゃった。
「委員会、行こっか」
私の目を見てくれない
笑ってるんだけど、笑ってない。
「・・・うん」
委員会の教室に入って隣の席に座った。
会話は全くない。
重い空気がここにだけ流れてる。
うわー。
え、どーすんの。
話しかけていいですか。