大好きなキミは芸能人!?
なんて俳優が
無用心に!!と思ったが
なかなか洋服が
決まらなかった
あたしにも責任がある


とりあえず
翔平に謝る

「遅くなってゴメンね」

「遅い……」


だから
謝ってんじゃん!


と心の中でツッコミ


「ゴメンね?あ、どっか行くの?」


「レストラン…予約しといた……美優なら絶対来るだろうと思って」


予約をする
レストラン!!!


超楽しみ!




……いや
でもまずくないか?

超人気芸能人と
あたしみたいな一般人が
高級(予想)レストラン
でディナ-なんて!



「いいの?」


「俺がおごってやるよ」


「いや、そうじゃなくて翔平仮にも人気芸能人じゃん?だから-……」

″仮にも″は
あたしの強がり


ホントは
仮なんていらない
くらいの逆に
超がつくくらいの
人気ぶりには
あたしも驚いた。


「気にする事ないよ……だってVIPル-ムだもん」

びっぷ………って何?

何回考えても
リップしか出てこない。

「有名人とかがゆっくり食事できるように特別に作られた部屋の事だよ」

頭の上にハテナを
浮かべていたあたしに
気がついたのか
そう教えてくれた。


あたしも納得!!


そして何故か
只今若橋さんと
レストランに
向かっております

「……さっきから疑問なんだけどさ…」

「ん?どうした?」


「なんで若橋さんがいるのっ!?」


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