大好きなキミは芸能人!?
結局俺は
NGを1度も出さなかった


そしてキスシ-ンの
手前で休憩になった。


「ねっ、翔平君、最後に
ブログ用の写真いいかな?」


再び中田がケ-タイを
手に腕を左右に振って
やってきた。


「最後だからな…」


そう言うと
仕方ないから
中田の隣でク-ルに笑う


「じゃ、いくよ-」


カシャ☆

「ありがとぉ-」


写真を撮り終わると
すぐに近くに置いてある
イスに座ってブログを
打ちはじめた。



俺も一応ブログを
始めたけどほとんど
活動内容ばかり。


だってプライベ-トとか
書いたら美優が嫉妬しそうだから。



だから
絶対に仕事の内容以外は
書かないし写真も滅多に
載せない。



「撮影再開しま-す」


スタッフに言われ
再び砂浜に立つ。


そしていよいよ
キスシ-ンだ


「では再開しま-す」


スタッフに言われて
俺はペラペラと台本通りの台詞を言う。



そして
スタッフの合図で
中田を引き寄せキスする


その間
俺は美優の事ばかり
考えていた。


中田を美優だと思って
キスした。

クサイ台詞も
美優に言ってると思って
言った。



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