大好きなキミは芸能人!?
何かの冗談であればいい
そう思った。



なんで?
なんで?


軽く頭の中が
パニックになった


そしてしばらくして
俺はようやく状況を
飲み込んだ。


っていうか現実を
受け止めるしか
なかった。


俺が美優を
苦しめていた



俺は最低な男だ。

美優を……
美優を苦しめた…




俺は彼氏失格だ。

仕事ばっかりで
美優に全くかばって
やれなかった。


あれだけ
笑顔をもらったのに
俺は……
逆に美優の笑顔を
奪ってしまった。




何もして
やれなかった。

自分の無力さに
腹が立った。


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