ケンカ上等☆不良校上々↑↑
アレ、って?
指差された先には、翼とじゃれてる芽咲の姿。
「え?芽咲?」
質問に、無言で頷く。
「はあっ?!」
思わず大きな声で叫んだあたしは、部屋にいる全員から不審な目を向けられた。
いくら声が大きかったからって、揃ってこっち見るなー!
「どーしたのぉ?」
しかも芽咲ってば、不安げな顔してさ。
「いや、どうもしないよっ。あはは」
はい、今あからさまに、どうかしてます。
だって、いきなり、太陽が〜‥。
「あー!わかったあ♪」
今度は何事かと、人差し指を立ててニコッと笑う芽咲を見る。
「私が翼と喋ってるからヤキモチでしょ〜?」
「な゛っ」
ボッと頬が一気に熱を持った。