ケンカ上等☆不良校上々↑↑
ヤキモチじゃなくても、そう言われると心の中を見られたみたいで。
『好き───‥。
好きだよ、翼』
顔は赤くなっていく。
翼が爆睡してたとはいえ、なんで告白なんかしたんだろ。
ついさっきの、歩夢との会話の前の出来事を思い出して恥ずかしくなった。
「あっれれー?ず・ぼ・し?」
「ち.違うってば!」
てか、なんで?
なんで、あたしがいじられなきゃいけないわけ?
そりゃ、翼のことは………
好き、だけど、さ。
「もぉ、だいじょぶだってばぁー。
海行く時は、2人きりにしてあげるからー♪」
心配すんな、ってポンポンとあたしの肩を叩く。
別に、そんな気を遣ってくれなくても。
第一、今は太陽の話が詳しく聞きたいのー!