ケンカ上等☆不良校上々↑↑
★電話トーク炸裂
「……もしもし?」
あたしはベットに背を預け、
「ふへへへ」
芽咲はニヤけながら、あたしの正面に座り、
「芽咲、笑い方キモい」
アキちゃんはベットの上から毒舌を吐く。
すっかり3人仲良くなったあたしたち。
‥だったんだけど。
アキちゃんの話を聞こうとした瞬間、あたしのケータイが鳴いた。
夜遅くに電話するなんて非常識なヤツ。
あとで、かけ直そうと思ってたのに、芽咲に無理矢理通話ボタンを押され。
「もしもーし?」
しぶしぶ会話することに。
でも未だ返答なし。
「ねぇ芽咲、相手無言なんだけど」
「あははっ」
なぜか爆笑する芽咲を前に、どうすればいいか、わからない。
「もうっ、用がないなら切るからね」
呆れて、切ろうとケータイを耳から離そうとした時。