ケンカ上等☆不良校上々↑↑
棘をよく知る美弥薇の判断で、誰と誰がやり合うのに相性がいいか。
見極めた後、それをあたしたちで仲間に知らせることに。
「万一の場合は逃げるのも1つの手ですわ」
その提案も頭に入れて、あたしたちは踏み出す。
まず、美弥薇は狙われてることもあって危険が大きい。
だから、あの中で1番強いであろう仁の元へ向かった。
仁の近くなら、何かあってもまだ道はある。
「敵は右よ!」
次に、アキちゃんは歩夢の元へ。
判断力があって、且つ声が大きいアキちゃんなら、疲れが見え始めた歩夢をフォローできるはず。
「メイちゃん、こっち」
眼鏡の女の子は、芽咲の元へ。
いまいち誰だかわからないけど、手当て上手な彼女に怪我の多い芽咲の非難を頼んだ。
あたしは、
「太陽、避けて!」
流れで太陽の元へ。
行ったのは良かったんだけど。