マジックストーン
その黒髪の女の子が胸辺りの(少しクセなのかな?)長い髪を耳にかけながら笑う姿がなんとも可愛いっ!!
うっは!
やべぇ、ウズウズしてきた!
ポケットから携帯を引っ張り出して、走りながら啓輔に電話をかける。
『……なんだよ』
「あっ、啓輔?寝てた?ごめんごめん」
『何』
「可愛い子見つけちゃった!」
『だから?』
「ヒドイなぁ、ケイちゃんはぁ」
『祥也、てめぇあとで絞め殺すぞ』
「はいはい。ごめんって言ってるじゃん」
『で?』
「特に何も?」
ブチッと。
電話が切れた。
あれ?怒らせちゃった?