secret…xxx
『お前、分かってねぇ』
分かってない。
俺が今までどんだけ我慢してたか、何のために我慢してたか、樺乃は全然分かってない。
俺はお前を安心させたくてその一心で、呼び出しでもなんでも誤解を招きそうな事は一切しなかった。
なのにお前がそんなんて有りか?
お前慈善事業なら何でも有りって思ってねぇ?
『ひゃっ!?』
『マジでムカつく』
ネクタイを完全に解いて胸元を開いて、噛み付くように肌に触れた。
『んッ、痛ッ…』
赤い印。
初めてつけたそれに他の男じゃなく自分が欲情して、そこを舌でなぞって床に樺乃を組みじいた。