教師と不良は片想い中
その時!!(ベタだな…)


バンッ!!


教室の扉が荒々しく開けられた。

教室が静まり返った。

扉の方に目を向けると、そこには…

「うっせーんだよ!チッ…退け!」

今朝助けてもらった人だった。
相変わらずコワッ!

「あ゙?」

あちゃー…目があったよ。

こっちに近づいてくるしィ!

「お前…今朝の…。」

「今朝は助けてもらってありがとうございました。」

あたしがお礼を言うと、

「別に気にすんな。」

と、そっけなく返された。

あたしが話していると後ろから誰かに抱き締められた。

「きゃっ!!誰……って先生!?」

「何なの知り合い?つーか鈴に気安く話しかけんな!鈴は〜先生の物になったから。」


何か呼び捨てになってるー!!
つーかセクハラじゃん!
さりげなく太股撫でてくるしよー!!


気持ち悪いィ…!




< 12 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop