教師と不良は片想い中

先生は気絶した。

静かになったけど…良いのコレ？


｢鈴！何か困ったら私に言ってください！それから私の名前は、須藤 琴羽(ｽﾄﾞｳ ｺﾄﾊ)です。｣

また絵文字…。

｢よろしく、琴羽ちゃん。｣

あたしと琴羽ちゃんが話していると後ろから誰かに話しかけられた。

｢鈴、琴羽に近づかない方がいいぜ。ウザイから。｣

｢えっ？で、でも｢相変わらずムカつきますね。あなたの存在そのものが。｣｣

｢黙れよクソガキ。痛い目みたくなかったら土下座しろクソガキ。｣

｢テメェに言われたくないです。クソガキ。｣


そうして喧嘩が始まった。
｢ほんと何なんだろこのクラス…。｣

｢まぁ、そんな気にすんなよ。すぐ慣れると思うぜ？｣

｢ところで君誰？普通に話してるけど。｣


知らない間に隣に居たし。

｢ん、あぁ…俺の名前は、如月 冬夜(ｷｻﾗｷﾞ ﾄｳﾔ)。何かあったら俺に言ってこい。力になるぜ。｣

イィ人だぁ…。唯一まともな人じゃない？