教師と不良は片想い中
「ぅっ…。頭痛ぇ…。」

あっ!冬夜君が起きた!

よかった無事だった。

「冬夜く…「何すんだ稜!一瞬目の前が真っ暗になったぞ!痛かったし涙目になったわぁァアァァ!!」


言葉遮られたー…。

てか冬夜君泣いてんじゃん!

「そのまま一生目の前が真っ暗だったら良かったんですけどね。と言う訳で死ねよ冬夜。」

「死ぬかァァアァァ!!」


またまた喧嘩。
よく飽きないよなぁ…。

何かちょっと慣れたかも。

「りーんー!先生の事は無視ですかぁ?俺寂しさで死んじゃうよぉ!」

泣きながら先生はあたしに抱きつきに来た。

「わぁっ!先生いきなり抱きついてこないで下さいよ!」

そう言ってあたしは先生を引き剥がした。


「先生…鈴にもう一度抱きつくと許しませんよ(殺すぞ)。」

先生は顔面蒼白。

「……俺の幻聴かもしれないけど…殺すぞって聞こえ「てないですよね。先生。」

恐っ!!
琴羽ちゃん恐っ!!

先生は黙って首を縦に振っている。




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