教師と不良は片想い中

｢ごめん…腕痛かったよな…。｣

そう言って空君は、あたしの腕を擦ってくれた。


すごく悲しそうな顔…。


｢だ、大丈夫だよ。だから…そんな悲しそうな顔しないで…？｣

空君は少し驚いた顔をしてこっちを見た。

そして、優しく笑った…。とても綺麗であたしは少しの間見とれてしまった。


｢…なぁ…これからはあのクソ教師に何かされたらいつでも呼べよ？｣

｢…ぁっ…うん…。｣


急に声をかけられて少し驚いた。


｢……心配すんだろ…。｣

｢えっ？｣

｢っ！！///何でもないっ！//ほら、行くぞ！！さっさとしろ！///｣

｢あっ！待って！｣

空君……顔赤いけど風邪かな？


鈍感な鈴であった。
空君ファイトq(^-^q)