教師と不良は片想い中
「誰がヘタレだコラァ!!俺は、ヘタレなんかじゃ…ヘタレ…なんかじゃ……ないんだからなァァアァァ!!」

そう言って冬夜君は走っていってしまった。


そういうところがヘタレなんじゃない?


「ん?何やってんだ、り「アーッ!!テメェ鈴から離れやがれですっ!!」

そう言って琴羽ちゃんは稜君に体当たりした。


ていうか、空君の言葉遮ったよね、今。


「いってぇ〜…何すんだテメェ!!今日こそ決着つけてやるよ!!」

「上等ですよ。返り討ちにしてあげます。死ねェェエェェ!!」


わぁー…すごい…みんな無視?


「鈴…大丈夫か?」

「ぁ〜…うん。それより、あの2人大丈夫なの?」

「あぁ…いつもの事だ。気にすんな。じゃあ…俺もう行くわ。」

「うん…じゃあね、空君!」


そうして空君は、どこかに行ってしまった。

そういえば…琴羽ちゃんと何話してたんだろ…すごく気になる…。




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