教師と不良は片想い中
〜∽空∽〜


「須藤…お前に頼みたい事があるんだよ。」

「鈴の事が好きで好きで堪らないから、自分が傍に居ないときは、鈴を守ってくれと…そう言うことですね。」

須藤はペラペラと何でも知っているかのような口振りで喋っていく。


「お前、エスパー?ってか、俺は別にあいつの事は好きでも「ハイハイ…。じゃあ、聞きますけど何故そこまで鈴の事を気にかけるんですか?」


俺のセリフ遮りやがった…。
俺がアイツの事を気にかける理由か…。
ただ…気になるだけだ…たぶん。


「危なっかしいんだよ。アイツを見てると…それだけだ…。」


何か須藤に悪いけど俺もよくわからないんだ…。




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