君色
第十二話
曇りのち晴れ
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「…何でお前が泣いてんの?」
「…だって…」
あたしは、中野の話を聞きいてるうちに、ぐすっぐすっと鼻をすすりながら大量の涙を流していた。
完全にもらい泣きだ。
同情している訳じゃない。
ただ…何も知らずにあんな事を言ってしまった自分にとても腹が立った。
そりゃ怒るよね。
偉そうな事言っちゃったけど…
さよならすら言えないまま二度と会えなくなってしまったら
気持ちの整理なんてつけようがないよね…
「あたし、北斗に謝ってくる!!保健室に行ったんだよね?」
「あ、あぁ…」
あたしは、いてもたってもいられなくなって保健室へ走った。
「…何でお前が泣いてんの?」
「…だって…」
あたしは、中野の話を聞きいてるうちに、ぐすっぐすっと鼻をすすりながら大量の涙を流していた。
完全にもらい泣きだ。
同情している訳じゃない。
ただ…何も知らずにあんな事を言ってしまった自分にとても腹が立った。
そりゃ怒るよね。
偉そうな事言っちゃったけど…
さよならすら言えないまま二度と会えなくなってしまったら
気持ちの整理なんてつけようがないよね…
「あたし、北斗に謝ってくる!!保健室に行ったんだよね?」
「あ、あぁ…」
あたしは、いてもたってもいられなくなって保健室へ走った。