君色
何から話したらいいかな?
夏休みは色々ありすぎて、頭の中で整理するのが難しい。
そうだ。
いつも無愛想だった北斗もあたしの前では気を許してくれるようになったよ。
なんか、彼女になったんだなぁって実感できる瞬間がたくさんあって、そのたびに言葉にできないくらい嬉しい気持ちがこみあげてくるの。
あたし、こんなに幸せって思える事、今までなかった。
北斗にとってはその相手が“まどか”だったんだって思うとちょっと切ないけど…
でも、北斗も前よりは気持ちが楽になったんじゃないかな。
よく笑ってくれるようになったもん。
そう信じてていいよね?
「知らんわ!!そんなん本人に聞け!つーかキャラ変わりすぎ!キモイ!」
日向が両腕を勢いよくさすりながら吠える。
よく見ると肌の表面には鳥肌が立っていた。
夏休みは色々ありすぎて、頭の中で整理するのが難しい。
そうだ。
いつも無愛想だった北斗もあたしの前では気を許してくれるようになったよ。
なんか、彼女になったんだなぁって実感できる瞬間がたくさんあって、そのたびに言葉にできないくらい嬉しい気持ちがこみあげてくるの。
あたし、こんなに幸せって思える事、今までなかった。
北斗にとってはその相手が“まどか”だったんだって思うとちょっと切ないけど…
でも、北斗も前よりは気持ちが楽になったんじゃないかな。
よく笑ってくれるようになったもん。
そう信じてていいよね?
「知らんわ!!そんなん本人に聞け!つーかキャラ変わりすぎ!キモイ!」
日向が両腕を勢いよくさすりながら吠える。
よく見ると肌の表面には鳥肌が立っていた。