君色
「なんで!?記憶喪失!?」
「アホか。そりゃ一ヶ月単位で取っ替え引っ替えしてたら覚えてないの当然でしょ」
あたしの恋愛遍歴を知り尽くしている日向が冷静に突っ込む。
「ちょっと!人を悪女みたいに言わないでよっ」
あたしだってその時は本気で好きだったんだから…。
でも夢見がちなあたしは理想と現実のギャップに幻滅して、すぐにまた別の人を好きになってしまってた。
けど今度の恋はきっと本物だもん…。
思い描いていた理想とはちょっと違うけど、北斗となら一緒にいたいって思えるもん。
これが本物じゃなかったらあたしはきっと一生本物の恋なんて出来ないよ…。
「アホか。そりゃ一ヶ月単位で取っ替え引っ替えしてたら覚えてないの当然でしょ」
あたしの恋愛遍歴を知り尽くしている日向が冷静に突っ込む。
「ちょっと!人を悪女みたいに言わないでよっ」
あたしだってその時は本気で好きだったんだから…。
でも夢見がちなあたしは理想と現実のギャップに幻滅して、すぐにまた別の人を好きになってしまってた。
けど今度の恋はきっと本物だもん…。
思い描いていた理想とはちょっと違うけど、北斗となら一緒にいたいって思えるもん。
これが本物じゃなかったらあたしはきっと一生本物の恋なんて出来ないよ…。