君色
「アイツが俺んちでDVD見たいっつーから、見てて…俺途中で寝ちゃったんだけど、起きたらもう怒って帰ろうとしてたんだよ」
「そんな事で怒るかなぁ?あの樹里が…」
「よーく思い出してみろ。その日の市川の様子とか…何か信号を出してたはずだぞ」
「そ…そんな事言われてもなぁ…」
でも…言われてみれば確かに、いつもと少し様子が違った。
やたら挙動不審だったし
何か考え事でもしてるのか、ボーッとしてる事が多かった気がする。
仮にアイツが何かに悩んでたとしても
言ってくんなきゃわかんねぇよ。
俺エスパーじゃねぇし。
「そんな事で怒るかなぁ?あの樹里が…」
「よーく思い出してみろ。その日の市川の様子とか…何か信号を出してたはずだぞ」
「そ…そんな事言われてもなぁ…」
でも…言われてみれば確かに、いつもと少し様子が違った。
やたら挙動不審だったし
何か考え事でもしてるのか、ボーッとしてる事が多かった気がする。
仮にアイツが何かに悩んでたとしても
言ってくんなきゃわかんねぇよ。
俺エスパーじゃねぇし。