君色


『須往が…倒れた!!』








―――――――――え?





倒れた?




倒れたって何?









ドクン、ドクン…



明らかに早まる鼓動。


「え…っ、なん…で?」



ドクン、ドクン…



声が震えるくらい、あたしは動揺していた。

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