君色
「樹里!!」
病院に着くと、待合室で待っていた日向があたしに駆け寄る。
「日向…北斗は!?」
「うん、今眠ってる」
あたしは日向に北斗がいる病室へ案内してもらい、命に別状が無かった事を確認すると、やっと一安心する事ができた。
ずっと緊張状態にあった神経が、いよいよそこから開放される。
元々色白な肌が青みがかって一段と白っぽく見える、北斗の寝顔。
とても、安心しきって寝ているようには見えなかった。
「なんで…?どうしちゃったの…?こんなの北斗らしくないよ…」
こんな所、北斗に似合わない。
一体彼の身に何が起こったというのだろうか。
あたしは終始、その疑問で思考を埋め尽くされていた。
病院に着くと、待合室で待っていた日向があたしに駆け寄る。
「日向…北斗は!?」
「うん、今眠ってる」
あたしは日向に北斗がいる病室へ案内してもらい、命に別状が無かった事を確認すると、やっと一安心する事ができた。
ずっと緊張状態にあった神経が、いよいよそこから開放される。
元々色白な肌が青みがかって一段と白っぽく見える、北斗の寝顔。
とても、安心しきって寝ているようには見えなかった。
「なんで…?どうしちゃったの…?こんなの北斗らしくないよ…」
こんな所、北斗に似合わない。
一体彼の身に何が起こったというのだろうか。
あたしは終始、その疑問で思考を埋め尽くされていた。