君色



「今夜決行だ」


いよいよ、今まで暖め続けてきた作戦を実行に移す時がきた。



「ヒューーーッ♪」



ここに集った俺の持ち駒はのべ30人程度。

いくら子供とは言っても、この人数をあの女一人で相手するのは不可能なはずだ。


そして、今まで無理に大人しくしていた分、相当のストレスやら欲望やらが奴らに溜っている事だろう。



今夜、こいつらの煮えたぎる衝動が開放されるのだ。

「楽しみだな」
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