日暮れの緋色
悪魔の囁き
「魁さん、草薙の剣はお持ちですか?」
唐突にミコトに尋ねられ、不審に思いながらも「ああ」と言って、ソファーに立てかけてあったその剣に手をかけた時だった。
ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン・・・
古い柱時計から、午前三時を告げる音が鳴った。
その音を聞きつけたかのように、ミコトのパソコンの中から黒い物体が魁に襲い掛かる。
「なんだ?!」
キィン!!!!!
魁はその物体をぎりぎりの所で剣で弾いた。
部屋の隅の飛ばされたソレは足はないが人のような形をして立ち上がった。
唐突にミコトに尋ねられ、不審に思いながらも「ああ」と言って、ソファーに立てかけてあったその剣に手をかけた時だった。
ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン・・・
古い柱時計から、午前三時を告げる音が鳴った。
その音を聞きつけたかのように、ミコトのパソコンの中から黒い物体が魁に襲い掛かる。
「なんだ?!」
キィン!!!!!
魁はその物体をぎりぎりの所で剣で弾いた。
部屋の隅の飛ばされたソレは足はないが人のような形をして立ち上がった。