びば★高校生活
「ま、いいや。先は長いことだしね♪」
そう言うとどこかへ行ってしまった春希
ガタガタガタ…
震えの止まらない体
「………こい」
『え?悠也?!!!!』
悠也に連れて来られた先は屋上
『…悠也?どうしたの?』
「どうしたって、お前が1番わかってるだろ」
『………春、希…のこと』
いつまでも秘密になんて出来ない
『……春希が…春希があたしを昔━……っ』
ぎゅぅう
強く強く抱き締められた
広い悠也の胸
落ち着く
「もういい。わかったから」
『………悠…也』
「泣け、好きなだけ」
泣け━…?