びば★高校生活
ユラリ、ユラリ
キィイ…
『やっぱりここにいた』
屋上
きっとここにいると思った
「っ…なにしに来たんだよ」
『悠也が…悠也が心配だから来ちゃった』
悠也の隣に座る
「なぁ…」
『ん?』
「翔のこと…前から知ってたのか?」
『昨日偶然会ったの』
そう、本当に偶然だった
「そっか…じゃあ本当に付き合ったりとかなかったんだよな?」
凄く不安そうな顔
『うん。なにもないよ?』
「本当の本当の本当に?」
くすっ
変な悠也
『本当に━…っ』
心臓が止まるかと思った