Memories - 年の差恋愛 -
新入社員歓迎会
「ねえ、歓迎会の出欠だけど。参加、する?」
4月。
短大を卒業して就職した、オフィス街にある中小企業で、慣れないながらもOLをしている私。
実家から通えるので、一人暮らしをすることもなくのんびりとした日々を送っている。
「今週金曜日だってさ。行こうよ!」
同期の女の子は私を含めて3人。
皆部署は違うけど事務職で、仕事の内容はそこまで難しくもなくてほっとしている。
「綾は行くの?」
もともと女性の少ない会社で、私たちが来るまでは事務職はパートのおばさんしか居なかったらしい。
男性もどちらかというと父親の年齢に近い人ばかりなんだけど。
「もち、綾も行くって!だからさ、佐智子も行こうよ」
部署関係なく、会社全体でやるという歓迎会。
2人いる男性の同期も参加すると言っていた。
「綾も里奈も参加するなら」
家系なのか、お酒の飲めない両親と同じで、すぐに酔ってしまう私。
お酒は飲めないし、もともと誰とでも打ち解けるタイプではないから、なんだか変に緊張してしまう。
「決定だね!じゃあ名前に○付けとくね!」
4月。
短大を卒業して就職した、オフィス街にある中小企業で、慣れないながらもOLをしている私。
実家から通えるので、一人暮らしをすることもなくのんびりとした日々を送っている。
「今週金曜日だってさ。行こうよ!」
同期の女の子は私を含めて3人。
皆部署は違うけど事務職で、仕事の内容はそこまで難しくもなくてほっとしている。
「綾は行くの?」
もともと女性の少ない会社で、私たちが来るまでは事務職はパートのおばさんしか居なかったらしい。
男性もどちらかというと父親の年齢に近い人ばかりなんだけど。
「もち、綾も行くって!だからさ、佐智子も行こうよ」
部署関係なく、会社全体でやるという歓迎会。
2人いる男性の同期も参加すると言っていた。
「綾も里奈も参加するなら」
家系なのか、お酒の飲めない両親と同じで、すぐに酔ってしまう私。
お酒は飲めないし、もともと誰とでも打ち解けるタイプではないから、なんだか変に緊張してしまう。
「決定だね!じゃあ名前に○付けとくね!」