Memories - 年の差恋愛 -
「また夜にでも電話するよ。今夜も遅くなりそうだし」
始業にはまだまだ早い時間だけど、席に着いた飛田さんは早速仕事に取り掛かっていた。
もし私のせいで仕事が遅れたのなら、申し訳ないどころじゃない。
私の力では手伝うこともできないので、心の中で応援するしかなくて。
後で、コーヒーを淹れてあげよう。
小さくため息をついて、やることがないので机の上を軽く掃除していたらほかの社員達が次々に出社してきてあっという間に賑やかになった。
午前中は言われた業務をこなしているうちにあっという間に終わり、お昼休みに。
食堂へ行き、いつものように綾達と他愛のないあ話で盛り上がっていた。
あれから、綾からはとくに何も聞いていないし、私からも何も話していない。
あれこれ私が言っても何か展開があるわけでもないし、もし困っているのなら綾から話してくれるだろうし。
昨日の今日で何かあるとも思えないし…。
「あ、遠藤君」
里奈が食後のお茶を飲みながら食堂の入口を見ると、同期の男の子と一緒に出ていく遠藤君が見えた。
「今日は一緒に過ごさないの?」
「うん、仕事が早く終わったらデートするんだ」
少しだけ恥ずかしそうで、でもすごくうれしそうな綾。
よかった、元気そうで。
「そっかぁ。早く終われるといいね」
始業にはまだまだ早い時間だけど、席に着いた飛田さんは早速仕事に取り掛かっていた。
もし私のせいで仕事が遅れたのなら、申し訳ないどころじゃない。
私の力では手伝うこともできないので、心の中で応援するしかなくて。
後で、コーヒーを淹れてあげよう。
小さくため息をついて、やることがないので机の上を軽く掃除していたらほかの社員達が次々に出社してきてあっという間に賑やかになった。
午前中は言われた業務をこなしているうちにあっという間に終わり、お昼休みに。
食堂へ行き、いつものように綾達と他愛のないあ話で盛り上がっていた。
あれから、綾からはとくに何も聞いていないし、私からも何も話していない。
あれこれ私が言っても何か展開があるわけでもないし、もし困っているのなら綾から話してくれるだろうし。
昨日の今日で何かあるとも思えないし…。
「あ、遠藤君」
里奈が食後のお茶を飲みながら食堂の入口を見ると、同期の男の子と一緒に出ていく遠藤君が見えた。
「今日は一緒に過ごさないの?」
「うん、仕事が早く終わったらデートするんだ」
少しだけ恥ずかしそうで、でもすごくうれしそうな綾。
よかった、元気そうで。
「そっかぁ。早く終われるといいね」