続きの俺様!何様?執事サマ!?
躾?
「俺、ずっとご主人様探してるんですよね。俺のことペットみたいにあつかってくれる人」
………その瞬間、やっと理解した。
ハエバルは、変人だ。
「………え、と。それで、何で私なのかな?」
今にも逃げ出したい気持ちでいっぱいだが、ガンバレ自分。笑顔だ自分。
なぜかハエバルの目が輝きだした。
嫌な予感。
彼の口から、予想だにしない言葉が飛び出した。
「去年、早坂爽っていう人いましたよね?」