魔神戦記!
「ウノサス!
ディノウン!
ルシヴァナ!
リ・シュウ!
そろそろ起こしてやる!!」
神帝は俺達に呼び掛けたが…
俺は凍らされて粉々に、ディノウンは大樹に変えられ、ルシヴァナとリ・シュウは胸を貫かれてマグマに落ちた。
俺達は死んだんじゃないのか?
(バカヤロウ。
あの程度で神が死ぬかよ)
何だ?
今度は神帝の声が、直接俺に…
(お前の身体が砕け散っても神の源…つまり神核は意外としぶといからな。
ちょっとやそっとのコトじゃ消滅しねえよ。
それより…
お前を復活させるために、今からお前の『真の名』を呼ぶ)
俺の…真の名?
ウノサスという名は、俺の本当の名では無いのか?
(そうだ。
お前に限らずな。
神は真の名を俺に預け、自らは名を忘却する。
俺が真の名を呼ぶ時…
お前は『真の身体』と『真の力』を取り戻す。
俺に名を預けるのは、強力過ぎる力を封印するため…
まぁ、セーフティーロックとかいうヤツだ。
しかしそれが必要になった時…
俺は名と共に力を返し、その神の封印を解く。
それが『超神化(ちょうしんか)』だ)