運命
美夜「桃?..」



呆然と立ち尽くす私に美夜が心配そうに話しかけてきた。



心配してくる美夜と和真君の後ろで一人ニヤついてる悠真君...



何?



何考えてるの?



桃「う..ううん、何でもないよ!」



私は心配させたくなくて強がった。



その後も何事もなかったかのように過ごす悠真君。



私はそんな悠真君を自然に目で追っていた。



彼の目的はこれだったんだろう。



悠真「どうしたのぉ~?桃ちゃ~ん!」



相変わらずのチャラさで話しかけてくる悠真君にあきれてしまう。



桃「ごめん、美夜!私、帰るね!」



美夜「えぇ~ちょ..ちょっ... 桃「また明日ね!」



私は美夜の言葉を遮りそう言うと家路に急いだ。



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