運命
私を無視したまま昼休憩は終わった。



昼からの授業が全く頭にはいらない...。



放課後...



桃「美夜...!」



美夜「花....行くよ!」



行っちゃった...。



私は帰る準備をして一人で玄関に向かう。



和真「よぅ!どうかしたか?」



玄関に行くと、和真君が待っていた。



桃「何もないよ!」



私は涙を必死に我慢して答えた。



和真「そぉか!一緒に帰るか?」



和真君は何も聞かないでいてくれた。



和真君はそんな人。



さりげなく優しい人。



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