運命
☆第2章☆
私は電車に乗っていた。



ゆらりゆらり電車に揺られたどり着いた場所とは………。



海辺……



そこは母と父が出会った場所……



私はぼんやりと空を見上げる。



【カァ~……カァ~……】



カモメが遠くで鳴いてる



近くには小さなカメがいた……



ウミガメだ……



桃「キミも……1人?……」



その瞬間……



ウミガメは波にさらわれていった。



私は睡眠薬を無造作に口に放り込み水で飲み込んだ。



そして海の中へ……



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