運命
砂浜から海の真ん中まで



ゆっくり……ゆっくり……



進んでいく……。



海の中でカミソリを取り出し……腕を切った………



和真「桃!!――……」



遠くから……声がする……



気のせいよね……



ここは人なんか滅多に来ない場所



私はいったん止めてた足を再び前に運ぶ……。



その時………



【ザッバ――ンッ!!】



そんな大きな音とともに



突然目の前が真っ暗になった……。



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