執事と私
「あんたには、関係ないじゃない!」



「何だよ、きつく言わなくてもいいじゃん」



こいつ…私がどんなにつっぱねても、全然こりないんだから…



「あれ、お前ネックレスなんてしてたっけ?」



う…気付かれた…よりによって一番気付いてほしくなかったやつに…



「す…好きな人からもらったの…」



「…は?」



私が言うと、拓はかなりびっくりしてようだった。
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