執事と私
次の日、いつものように私はアキに起こされた。



「お嬢さま、起きてください。例のアレできましたから」



例のアレ…?あぁ、アキが作ってたヤツか。



アキは、ポケットからビーズのようなもので作ったネックレスを取り出した。



「お嬢さま、誕生日おめでとうございます」



え…覚えててくれたの…?



パパもママも最近仕事ばかりで、私の誕生日さえも覚えててくれなかったのに…
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