現代戦国時代
俺達三人は、セーブポイントにやってきた。
 
ボックスの中を青の球体がふわふわ浮かんでいる。
 
「じゃ、一斉に触れるぞ」 

「おう」
 
「はーい……」
 
隆盛は一人だけ、がっくりと肩を落している。
 
「また……来れるよ。いや……来なきゃいけないことになるさ」
 
「幸村……」
 
青の球体に触れた瞬間、俺の目の前は真っ暗になった。
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