現代戦国時代
闇雲の恐ろしさがあらためて分かるようだった。
 
「そういやさ……幸村は熟練度どんくらいなんだよ?」
 
源内の驚きの熟練度から話をそらすために、隆盛が俺に聞いてきた。
 
隆盛の笑顔がぎこちない。 

「熟練度か……確か3くらいだったような……」
 
「3!?」
 
バカにしたような顔で、隆盛が俺を指差す。
 
やっぱり腹立たしい。
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