現代戦国時代
「なぁ、アンタ。慶次と仕事してみないかい?なかなか慶次は強いぜ」
 
なんと、辰鬼は先ほど出した依頼を俺とこの男でやらせようとしている。
 
男はようやく俺に気が付き、にやりとした。
 
「新顔だな?」
 
「ええ……まあ…」
 
天をつんざくような短髪、何もかもすいこむような丸い目。
 
男には、不思議な魅力が感じられる。
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