現代戦国時代
門をくぐると、松の木やら池やらがある庭がすぐ右に見えた。
 
池の鯉を見て、慶次は歓声をあげている。
 
なんか恥ずかしくなってきた。
 
少し奥に進むと、着物に身を包んだ淑女らしき人物が扉の前で待っている。
 
「請負所から来ました」
 
「話は承っております。それではこちらへ」
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