現代戦国時代
新たに現われたこの男。
 
望月六郎――
 
この男との出会いが与えた衝撃は計り知れなかった。 

「……幸村くん。君は、まだまだ強くなる」
 
「お前は……まさか……」 

望月の目が笑った。
 
そして、軽く手を振る。
 
「君とはまた会える。だって、僕は君に仕えたものだからね」
 
林の方に歩を進める望月。
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