現代戦国時代
「やっぱりか。幸村のその槍は確かかなり高額だったからな……生半可な依頼じゃ買えねえよ。そんな高額な依頼は闇雲絡みしか考えられないからな」
 
頭の回転の早いってのは、こういうことなんだろう。 

源内も畳に腰を下ろし、俺と向き合う形となった。
 
「で、どんな依頼だったんだ?」
 
「大久保利通の護衛さ。闇雲として現れたのは風神って奴だったよ」
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